金利キャンペーンの罠

どこの金融機関も住宅ローン契約の獲得競争によって、金利引き下げやキャンペーン金利を大々的に実施しています。

金融機関にとって住宅ローンというのは、利益の大きい優れた商品です。

なぜなら一般的な借金と違い、誰でも住宅は最後まで守ろうとしますから、がんばって返済してくれます。

そのため貸し倒れリスクが低く利益も大きいため、どこの金融機関も力を入れるのです。

そのため期間限定の金利キャンペーンは、お客獲得のためにどこの金融機関も実施しています。

キャンペーン金利というのは、どこの金融機関でも他の金利より契約率が高いのが特徴です。

これは多くの人が、住宅ローン契約においては当初支払額の安さを重視しているからです。

いろいろ金利のことを考えても、やっぱり当初支払額の安さは住宅ローン契約の決め手なのです。

というわけでどこの金融機関でも、金利キャンペーンの宣伝には大いに力を入れています。

そこでまずキャンペーン金利で注意しなければならないのは、通常の住宅ローンよりも審査が厳しいということです。

キャンペーン金利を利用したがる人は、返済能力に不安がある人が多いのも事実なので、車のローンやクレジットカードの未払いが残っていないか、しっかりチェックされます。

キャンペーン金利でなければ、車のローンが残っていても審査に通ることがありますが、キャンペーン金利だと審査に通らないこともあるのです。

このとき、自分たちはキャンペーン金利はダメだったからといってすぐに通常の住宅ローンを申し込んでしまっては、キャンペーン金利につられ田だけのことです。

このような場合は、車のローンやクレジットカードの未払いをきれいに清算したあと、もう一度キャンペーン金利にチャレンジすべきです。

金融機関は審査に落ちた理由を開示してくれませんが、通常は借金をきれいになくせば審査は通ります。

金利キャンペーンは油断しやすい

住宅ローンの支払いが始まると、誰でも少しは気を引き締めて「節約しよう」と思います。

そして普段の暮らしから無駄な支出を真剣に省くような努力が始まります。

ところがキャンペーン金利を利用してしまうと当初数年間だけは支払額がとにかく低いので、家賃を支払っていたころより生活が楽なため、ついつい節約意識が薄れた生活をしてしまいます。

きれいなマイーホームは手に入ったし、毎月の貯蓄額も前より増えているので、なんだかとても得をした気分になります。

そして節約をしない生活を3年間も続けたあと、優遇期間が終了して毎月支払額が増えても、そこから急に節約生活をすることはできません。

人間というのはその環境に慣れてしまうと、急に変化することはできないのです。

そのため毎月支払額が増えたあともこれまでと同じような節約を意識しない生活が続くため、貯蓄が増えなくなってしまいます。

こうなるとボーナスの急減などの緊急事態が発生したときに、貯蓄が少なくて対応しきれないこともあります。

キャンペーン金利だからといって油断した生活をしていると、後で苦しくなることがありますから、気をつけてください。

また年齢が若く年収の低い方は、数年後には年収が上がるだろうという見通しでキャンペーン金利に決める方もいます。

しかし長期固定金利を選択して、節約を意識しながら堅実で安定した生活を目指す方が、幸せな一生になるかもしれませんから、よく考えて決めるようにしましょう。

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