抵当権と住宅ローン完全ガイドへようこそ
このサイトは、抵当権と住宅ローンについて考えている方への情報提供サイトです。

なぜ、あなたは抵当権と住宅ローンについて情報を集めているのですか?
- 抵当権抹消を自分でやる方法を調べている
- 住宅購入時の抵当権と住宅ローンの説明が、よくわからなかったので調べている
- 根抵当権(ねていとうけん)とは何か? 根抵当権と抵当権の違いを調べている
おそらく、上の3つのどれかの理由で、抵当権を調べているのではないでしょうか。
抵当権という言葉は、普段の暮らしには、まったく登場しません。
ましてや、根抵当権(ねていとうけん)という言葉は、銀行から初めて聞いた、という方がほとんどだと思います。
したがって、多くの方がこの言葉に違和感を覚えるのは当然のことと思います。
しかし昨今、「知らなかった」ではすまされない世の中になってきました。
インターネットにより、ちょっとした情報は誰でも瞬時に入手できる時代だからです。
そこで抵当権の中でも、次の人たちが使われるものを対象に解説することにしました。
住宅ローンを組んだことのある人。
あるいはこれから住宅ローンを組もうとしている人。
自営業者さんなどで銀行から事業資金を借りたことのある人。
あるいはこれから借りようとしている人。
この様な人たちにとって、関係のある
「抵当権抹消」 ご自分で抵当権を抹消する方法について
「抵当権設定」 住宅ローンなどで、初めて聞かされた抵当権とは何かについて
「根抵当権」 根抵当権とは何か、抵当権と根抵当権の違いについて
「住宅ローンの基礎知識」 住宅ローンの審査、金利、返済等についての解説
「家づくりの基礎知識」 住宅会社の選び方や営業マンの見極め方についての解説
の5つを中心に説明していきます。
~コラム 抵当権(ていとうけん)という言葉の由来 ~
抵当権という言葉の「抵当(ていとう)」は、江戸時代から使われていた言葉です。 「抵当」の「抵」という字の本来の意味は「何らの基準」ということです。 例えば「抵抗」なら、何らの基準に逆らう、抗う(あらがう)ことを意味します。 「抵触」といったら、何らの基準に触れる、触れていることを意味します。 「大抵(たいてい)は○○」といったら、多くは基準の通りという意味です。 このように「抵」とは、何かを基準をさす言葉なのです。 「抵当」の「当」という字の本来の意味は「ぴったりあう」ということです。 例えば「予想が当たる」といったら、予想がぴったり、予想通りということです。 「順当」といったら、予想した順番に結果がぴったりあっている、ということです。 そして「抵」という言葉の意味と「当」という言葉の意味をあわせると、 「何らの基準」に「ぴったりあう」という意味になります。 つまり抵当とは「基準に一致している、基準相当である」ということなのです。 この「抵当」という言葉の意味を、住宅ローンにあてはめてみます。 住宅ローンにおける抵当権とは、 「借りたお金と、借りたお金が払えなかった時に取られてしまう住宅の金額が、 ぴったり一致している権利」という意味になるのです。 このため住宅ローンを組むときに、「抵当権」という法律が使われるのです。 |